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フッ素とキシリトール

フッ素とキシリトール

フッ素は虫歯になりにくい丈夫な歯をつくり、キシリトールは虫歯の予防効果があるという認識がかなり高くなったように思うのです。

フッ素はむし歯の治療に効果的。フッ素イオンは、むし歯の原因となる細菌の働きをおさえ、酸を作りにくくしてくれるのです。

また、糖の取り込みを防いだり、抗菌効果やミネラルの再石灰化を促す働きがあったり、エナメル質の耐酸性を向上させたりするのです。

しかしその一方で、フッ素を応用することで虫歯にならないとか、キシリトール含有の食品やガムを口にしてさえいればそれだけで予防になるといった誤った考え方が広まっていることも確かなのです。

フッ素は、うまく使えばむし歯に効果的ですが、過剰に摂取すると害になるのです。

ただ、通常の使用では有害性はないので、フッ素入りのハミガキ粉を使って、むし歯の予防を心がけるようにしましょう。

天然素材の甘味料で、白樺や樫を原料に主にフィンランドで生産されているのです。

私たちの身近なところではイチゴやラズベリー等の果実やレタスやほうれん草などの野菜などに含まれているのです。

診療所に来られる子どもの家族から虫歯にならないようにフッ素を塗ってほしいと言う依頼が実に多いのです。キシリトールは、糖アルコールの一種で、お砂糖と違い酸をまったく作らない甘味料なのです。

むし歯の大きな原因となるミュースタン菌には、キシリトールに感受性のある悪玉菌と、感受性のない善玉菌があるのです。

中には、すでに歯が大きく崩壊した虫歯であるにもかかわらず、フッ素を塗って治してほしいと問診表に記載されていたケースもあるようです。

虫歯にならないようなフッ素の塗り方はないようです。キシリトールは唾液の分泌を刺激し、お口の中の中和を促進させてくれるのです。

唾液中のカルシウムを歯に取り入れてくれ、フッ素と同様に虫歯予備軍の場所を直してくれる働きがあるのです。

フッ化物という薬剤のちからに頼りきってしまったり、誤った認識を持ち続けることはとても危険なのです。

悪玉菌は、キシリトールを取り込むことによって、成長や増殖を阻止されるのです。つまり、キシリトールがあると、悪玉菌は増えないということなのです。

キシリトールを摂取し続けると、ミュースタン菌が歯につきにくくなり、酸をあまり作らない菌に変化し、そうなるとプラークもつきにくくなるようです。

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