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フッ素で虫歯予防 

フッ素で虫歯予防 

虫歯予防にはフッ素が効果的という話を聞いたことがあるという人も多いと思うのです。

市町村によっては子供の虫歯予防のために、無料でフッ素塗布を行なっている地域もあるのです。

フッ素が虫歯の予防に効く、という話を時々聞きますが、フッ素を塗っているから、あとは何もしなくても大丈夫というものではないのです。

定期検診や歯のクリーニングをして、自分でもきちんと歯みがきをした上で、さらにむし歯のリスクを減らすために利用するもの、それがフッ素なのです。

フッ素は歯の再石灰化能力を高めるので初期の虫歯には有効なのですが、すでに穴が空いていたり、痛みが出てきているような虫歯はフッ素だけで治ることは絶対にないのです。

フッ素で虫歯の進行を防ぐことはできるのです。フッ素を塗った後は、30分間、食べたり飲んだりしないようにしましょう。

うがいも、30分間はがまんするようにしましょう。口の中出てきた唾液は、吐き出すようにしましょう。

フッ素入りの歯磨き粉なども販売されているようですが、フッ素には歯の質を強くしたり、虫歯になりかけている歯を修復したり虫歯の元になる酸を抑えたりする力があるのです。

フッ素は、虫歯になりやすい、生えてきたばかりの歯や、歯ぐきが下がって出てきてしまった歯の根の面に塗ると、効果が高いようです。

歯の隙間に残った磨き残しなど、酸になって虫歯になる物質が発生するのを防いでくれるようですので、フッ素入りの歯磨き粉を使用すれば安心度が高まるのです。

歯にフッ素を塗る方法の虫歯予防効果については、1940年代から多くの報告があるのです。

研究の条件の設定方法に違いはあるのですが、フッ素を歯に塗った場合、おおむね10〜40%の虫歯予防効果と考えられているのです。

フッ素は歯や骨を作る大切な栄養素ですが、体内で自然に作られるという物質ではないので、意識して摂取してあげる必要があるのです。

少しづつでもいいので定期的にしっかりと摂取してあげるようにしてください。

虫歯予防のためには家庭での歯磨きとフッ素の使用が大切なのです。

家庭でのフッ素の使用法には、フッ化物配合歯磨剤の使用とフッ素入り洗口剤の使用という2つがあるのですが当医院ではフッ化物配合歯磨剤の使用を勧めているのです。

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